私の考案した「自己統合の技術」アイミングを実施すると
「私とは何者か?そして、どこに向かうのか?」
が明確になる。
すると、驚くほど「気」が高まり、「運」が上がる。
そして、現実にインパクトも起き始める。
今日はそのメカニズムの簡単な説明と、さならる自己統合の課題を踏まえ、
「運」と「気」について書いてみようと思います。
アイデンティティ VS スピリチュアリティ
究極まで「自己統合」を行おうとすると、どうしても2つの概念が対立する。
それは、
アイデンティティ
と
スピリチュアリティ
私の考えでは、
「アイデンティティ」(正確にはメタ・アイデンティティ=真の自己)が明確になり軸ができると、
「使命」が明確なり、
「気」が放たれるので、「運」が高まる。
→「気運が高まる。」
自我を手放し「スピリチュアリティ」を軸にすると
「天命」が明確になり、
「運」が上がるので、「気」が上がる。
→「運気が上がる。」
そう、この二つは通常は対抗してしまう。
極端な話をすると、
「アイデンティティ」を軸にしすぎると、
自我が強くなり「スピリチュアリティ」と”分離”する。
すると人は、自己中心的で自分勝手になる。
「スピリチュアリティ」を軸にしすぎると、
自我がなくなり、「アイデンティティ」を”喪失”する。
すると人は、盲目的で自己喪失する。
そして、アイデンティティを軸にする人は、
盲目的で自己喪失をしているスピリチュアリティな人々に違和感を覚える。
逆に、スピリチュアリティを軸にする人々は、
自己中心的で、自分勝手なアイデンティティな人々に違和感を覚える。
では、この相反する二つの概念を統合するすべはあるのだろうか?
「使命」と「天命」の違いとは?
まず、「使命」と「天命」の違いについて考えてみる。
2つの明確な違いは「主語」であると考えた。
「使命」は、
「アイデンティティである私」が、いかに「私の命を使う」のか?
の答え。
「天命」は、
「スピリチュアリティである天」が、「私の命をいかに活かす」べきか?
の答え。
「使命」のためには、私は何者か?を知る必要があり、
「天命」のためには、自我を手放し、天に従う事が必要とされる。
人事を尽くして、天命を待つ。
両方を統合するためには、まさにこの言葉が本質的な答えとなるだろう。
まず
「アイデンティティ」を明確にし、「使命に生きる。」
=人事を尽くす。
そして、
「スピリチュアリティ」を信じ、「天命に生きる。」
=天命を待つ。
「使命」に生きる事で、「主体性」が発揮され、
「気」が放たれ、
人々が力を貸してくれるので、「運」を切り開ける。
そして、「天命」を感じながら生きているので、
「セレンディピティ(偶発的発見力)」が発揮され、
「運」が上がり、
そこに驚き、感謝することで、「気」が上がっていく。
私の結論では、スピリチュアリティの大切さを理解したうえで、
安易にそれのみにすると自己喪失するリスクが高いと考えている。
しかし、それすらも陰陽があり「塞翁が馬」なので、良し悪しではない。
ただし、宗教を持っていて、かつ修行し高僧や司祭になろうとうする人の場合は、
「スピリチュアリティ」と「アイデンティティ」がもともと一致する。
あとは、現実世界で、心身ともに疲れて果てた場合は、「大自然との一体化」などを感じられる
スピリチュアリティが唯一の救いであり、癒しである場合もある。
その場合は、大いに天を感じ、愛されている、守られている感覚を感じることが大切である。
そうでない場合は、私はまず「アイデンティティ確立」を優先することをオススメする立場である。
アイデンティティとスピリチュアリティの統合ツール
では、この二つの概念を統合するツールをどうやって作ればいいだろうか?
そこで、結論としてはインサイトマップに「天運」の要素を取り入れるために、
「八卦」を取り入れてみた。
というより、正確には偶然にもインサイトマップの陰陽の配置が、
「八卦の先天図と一致」したことから、
自然と取り入れることができた。
これこそまさに、セレンディピティ!!!
しかし紀元前3000年に作られていたとは・・・・
伏義さんすごい!!!
そして、どうせ取り入れるなら、歴史もあり、「易学」と呼ばれるように、
学問のように体系立てられているので、ちょうどよかった。
使い方は、まず「人事を尽くす」ために、
インサイトマップで陰陽をすべて考慮し、内的な自己間の葛藤を統合します。
(参照:インサイトマップの説明ページ)
そして、
一番簡易的ですばやく占える「八卦用のサイコロ」を振って、
本卦(ほんか)と之卦(しか)を占います。
ちなみに、
本卦は、「現在、本人」をあらわし、
之卦は「未来、相手」をあらわします。
実際に使ってみると?
本卦 山雷頤
変爻 四
之卦 火雷噬嗑
詳しく書くと長いので、この2つの卦の内容を読んだ
ざくっと私なりに解釈を入れていくと、
本卦 山雷頤
「自統合のコンテンツをよく噛み砕いて伝わるようにすべし。
之卦 火雷噬嗑
「求めている人と、うまく噛み合うまで根気強く進めば吉」
という風に読み解けました♪
おおお!!!
なんか、まさにって感じ!!!
八卦は、とってもとっても奥が深い!!!
インサイトマップと統合できて、誰もが簡単に使えるのは、ここまでかな♪
もし本当に占いたい場合は、これ以降は、本物の八卦の占い師に方に委ねることにします♪
日本では、宗教を持たない人も多く、スピリチュアリティが人格のベースの人は少ない。
しかし、世界では宗教を持っている人、国が多い。
すると人類全体の精神的な統合を考えるならば、スピリチュアリティについて考えることが不可欠となる。
そして、日本でも「自己探求」というテーマにおいて、
スピリチュアリティも最近ブームになっているので、そこを統合する必要がある。
という訳で、このコンテンツの開発に至った訳です。
しかもまさに「運」によって。
「統合」という概念を扱っていくと、どうしても説明が複雑になっていく。
これをさらに
シンプル化して、
誰でも使いこなせるようにしてこそ本物。
そこに向けてさらなる精進あるのみ!!!